2011/07/30

三つ編み、香港










三つ編みが出来るようになった。
ちょっと飛び出ちゃってますが。



まいご中国語版の話をしていて
広東語では私の絵本の題名はどう
訳されていたのか見る為、昨年の
今頃に開催されていた香港での 
3人展の写真を久しぶりに見る。
上の写真は「 Milk 」の取材中に、 
現地スタッフの M さんが撮影して
くれた写真。最近の写真と見比べ、
1年で、 ひとの髪は三つ編み3個 +α 
のびるんだな」などと思う。   







齊齊POPUP港日潮創展の搬入のようす。
(再掲載写真)。木の脚立に乗ったまま
カニ歩きするお兄さんに目を丸くした。
動画、撮りたかった…(笑)。    




1F(日本の2F)での展示は、立体的な
作品。ステラさんの本を切りました。 





なんだかんだで1F(香港ではイギリス式に"ground floor")の展示の写真は初公開かも、
ことしの中央公論新社の図書目録の原画も、先行公開で?香港で展示されていたんです。

★香港関連のブログ記事はこちら:tsujikeiko.blogspot.com/search/label/Hong%20Kong








2011/07/28

切り絵・制作@カワウソ








またカワウソへ。写真家の大沼ショージ
&萬田康文の事務所・兼・画廊。ふと、 
私の切り絵の制作風景が見てみたいって 
ショージ君が言ってたなあ、と思い出し、
そこにあったハサミとチラシで、お見せ 
しました。よろこんでもらえてよかった。




カワウソでは31日迄、成田久さんの展示
「洗濯物」開催中。展示で販売されている
ブックの写真はカワウソのヌシの一人、
萬田さんの手によるものです。成田さん
にはお会いできませんでしたが、家に 
戻ってから、画像検索をしたら「ああ!
金沢で個展したときに素敵なチラシを 
もって帰ったこの展示の方か!」と  
気づきました。ぱらぱらあちこちに  
落ちているビーズが、しゅっ!と   
糸で繋がったような気持ちよさです。




机の上にあった本は「猫の本棚」。大沼
ショージさんが手がけた活版画が装幀に
登場しています。かわいいなあと思って
いて、ふと後ろの活版印刷のコーナーを
見るとそこに、この絵の版下が!   




ロボ猫みたいで、迫力があるね。感動。




猫の本棚

^ ^
〜 °:° 〜






おなじく机の上にあったスタンプ台は
中国製のようで、裏ぶたに書かれた 
文字も、なんだか漢詩のように四文字
づつ、ぴしっと整列してました。  





 0 3 8 9 1 6
7 4 № ½ . 2 5

 



猫の活版画に影響されてか、スタンプで
女の子を描いてみた。数字製の女の子。
「ナンバー・ガール」?ちなみに、落書き
(落「スタンプ」?)しちゃったチラシは
カワウソの上の階にあるサルビアで開催
の「夏のノミモノと白樺かご展」の。 




これからどこかで花火大会があると、 
いそいそと浴衣に着替えるショージ君。
帯の結び方を iPhone で調べるっていう
光景も、なんだか愉快でした。    






大沼コレクションと思しき、昆虫標本の
羽にもうっとり、みとれる。昨年は、 
蝉関連の展示「セミノミセ」で、セミの
写真で絵を作ったなと思いだしながら。










今年は蝉の鳴き始めが少し遅いけど、ちょっとづつ鳴き声が聞こえるように 
なってきましたね。「地震の影響ではないか」など不安な説も読んだので、 
これほど「蝉の声がききたい」と思う夏はなかったように思います。    








〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜










安曇野のバナナムーンで個展開催中。いよいよ、8.16まで!
・切り絵掲載: tocototo野性時代、中央公論新社の図書目録
・絵本「かくれたかたち 1 2 3」が書店で取寄せ可能なのは8月末まで!    
8.20〜21は日光珈琲で絵葉書取り扱いです! 



2011/07/26

映画「ちいさな哲学者たち」







ちいさな哲学者たち」という映画を   
観てきました。4才児に、哲学の授業を 
する様子を撮ったドキュメンタリーです。
プログラムの装幀画は MAYA MAXX さん。 







考えるためのロウソクに火を灯し、「愛とは?」とか「自由とは?」とかを議論する。  
大人にくらべて語彙は少ないのだけど、大きなテーマを自分の経験に引き寄せて語る   
様子は本当に興味深かったです。小さな頃、何かあると母がよく理由をきいてくれた   
ことを思い出しました。なぜ?なぜなら…】という言葉が頭に残った作品でした。 

” ほかのひと "が決めた物事の定義や価値観にとらわれず、【自分で考えられるかどうか】
いうことは、たとえば第二次世界大戦中に国策に同調して、国民の多くが戦争することを 
受け入れたとき、え?戦争なんか、やめとこうよ…と考えられたどうか、ということにも 
関わってくる気がします。もちろん、少数派は非国民、とか揶揄されて、たいへんだった。
→ " ほかの大勢 " と違う事は、ちょっと生きにくい?ということにもなりうるんだけれど。 





メモを取りながら観て、上映後、明るい
ところで眺めたら…。よ、読めない…。 
後日、両面6枚にわたる走り書きを、 
両面2枚に要約しなおしました。ま、 
プログラムを買ったのでいいんだけど、
なんとなく書き留めたくなる言葉が  
あったんです。たくさん。      






余談ですが映画のあと、近場で適当に入った店の内装がサーカスっぽくておもしろかった
です。写真だとわかりづらいですが、ライオンやら象がおります(もちろん作り物の)。
ちいさな哲学たちに影響されたのか、命についてなど話しあう、歳児たちでした。  









2011/07/23

涙カフェと、阿波おどり









友人が発起人の Namida Project が、世田谷の「経堂まつり」にあわせて開催している涙カフェに行きました。       



涙プロジェクトはデザイナーや写真家など日本在住の外国人を中心に構成されていて震災の被害者(とくに子ども達)の生活を支えるのが主な目的。シンボルの涙は、悲しみから立ち直り、いつの日か喜びの涙を、という意志を表しているそう。署名や、スライドショーの上映、募金など入場無料でフリードリンクやスナックも。




なんと、この日の夜は湯川潮音さんが演奏を してくれました。何と贅沢な!「生きていて
良かった」という歌詞の曲は、聴いていて涙がにじみました。感動を伝えに&写真掲載
許可を頂くべくご挨拶したら昨年もみじ市でご一緒したからか(?)私の名前を聞いた 
ことがあるかも、と。うれしかったです。このブログ記事の一番下の動画には演奏風景は入れていませんが、潮音さんが演奏を終えたあとの可愛らしい笑顔が写っています。


「深夜高速」はカバー曲。原曲はこちら。↑




深夜高速-生きててよかったの集い-

潮音さんが歌う「深夜高速」は、このアルバムで聴けます。伊集院光さんが、この曲すごい!みたいに紹介していたので覚えていたけれども、まさか生で聴けるとは。潮音さんの繊細な声で聴くこの曲も、力強い原曲も、大好きです。





Namida Project 発起人で私の友人の娘さん、写真家でモデルの東野翠れんさん(写真・右)は、湯川潮音さんのアルバムの ジャケット写真も撮っているんですよ。  左にいるのは、モデルの髙橋真理さん。Namida Project にも関わるデザイナー・Edwina Hoerlさんのショーにマリさんが 出ていたり、色々なつながりが。     




いつも自分の写真を撮り忘れるので、マリさんと並んで鏡で、ぱちり。ボケボケの写真ですが、思い出に。*Namida Projectによる土曜日のレポートはこちら。みんなが、「今日がある」ことを喜び合う夜。というキャプション付きの写真で屈んでいるのが私です。いちばん下の写真では、浴衣の女性の隣に居ます。 







ちょうどこの日の朝、ノルウェーでの爆発・乱射事件で80人以上の方が亡くなったというショッキングなニュースをみました。★ニュース動画には流血シーンもあるので苦手な方は再生しないでください  




爆発があった町には1人、私の友人が居ます。幸いその人とはすぐ連絡がとれて、無事が確認できました。でも爆発が起こる数時間前に、その辺りを通ったそうです。人はいつ、何に巻き込まれていなくなってしまうのか、生きていられるのか紙一重です。もう一つ身にしみて感じたのは、地震や事件など惨事が起こった国や地域に、たった1人、友人が居るだけでも、これだけ心配になるのだという事。「国際化」は単に商業の裾野を広げることではなく異国の人のことを他人ごととせず、人間らしく接する心情としてあるべきなのかも。Namida Project に関わる外国人の皆には、私の【ノルウェー人の友・1人】よりもずっと多くの日本人の友や家族がいる。きっとNamida Projectメンバー達は、今朝の私がノルウェーのニュースで感じたように【母国ではない国だが 他人ごとでない】大切な人がいる国として日本を捉え、自分に出来ることを行動しようとしているのだろうなあ…と、すとん、と理解できたような気がしました。それは国内も同じ。あまり東北に知り合いがいなかった私も、6月に
あと初めて会津にいったあと、東北を近しい存在に感じます。

*Namida Project 発起人のひとり、スコットさんの文章→こちらをどうぞ。(8/3追記)



*おまけ*


この日は、会場の so+ba がある町・経堂でお祭りが開催されていました。阿波おどりって何か、ぐっとくるんだよねえとマリさんに話しつつ、踊りの列を追い越し、人混みをすりぬけて会場と駅の往路・復路を歩きました。so+ba に置いてあった動物の置きものを、何となく一列に並べたくなったのは、列を作って踊る人々の景色のせいだったのかも。 



  



のこりの写真は、Facebookのアルバムで!









ピーポくん






”オクサン!やすいよ!やきとり、たったの88えん!” by ピーポくん










2011/07/20

アノニマ〜カワウソ







蔵前のアノニマスタジオへ。田中美穂
植物展コーヒーショップという展示を
   開催中でした。鉢合わせた友がメダカに  
餌をやるのを眺めたりコーヒーの木を
初めて見たり、          




おいしいコーヒーをいただいて、  
長野の話とか、コーヒー豆の話とか。


余談ですが、以前、私がミニ個展を 
した&絵葉書など取扱い頂いている 
森かおるさんの本も、アノニマ   
スタジオから出ていますよ。    


  ↓     ↓      ↓  


うれしい食卓―小さな町の料理教室 Relishのごはんレシピ 日々のお弁当図鑑 たのしいエプロン―料理教室Relishの素材別レシピ&定番おかず









アノニマから、カワウソへテクテク、移動。
スカイツリーは何度見ても撮っちゃうね。 




カワウソは、大沼ショージ・萬田康文
写真家二人の事務所・兼・画廊。(関連
記事はこちら7.26からの「洗濯物」
楽しみ成田久さんの展示で、青山の 
ワッツとカワウソ、2会場での展示。 
カワウソでは萬田さんの作品やブックも
展示されるとか。楽しみであります。 




料理男子 「カレー」完全攻略!
萬田さんはこの雑誌にも
載ってます。料理上手 
なんです。      






カワウソのテーブルの上にあるガラスの
いれものに、ふわふわの綿毛がいっぱい
入っていてすてきでした。押しつぶして
しまうのは分かっているけど、ふわっと
上に乗っかれたら気持ちよいだろうな。




窓の外の景色が、前回夜にカワウソに
来たとき(3.11以前)よりもずっと 
暗い。節電で高速の灯りが消えている
からだそう。           





スカイツリーもまだ、ライトアップされてません。
*ぼわぼわの写真でごめんなさいね。      






帰り道、人のいない駅で、またパノラマ写真を撮ってみました。動かすのが早すぎ!とか遅い!とか携帯電話におこられながら。






LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...