2012/07/31

ももいろのそら




家の中には、まあるい桃。

窓の外は桃色の空

沈む夕日の反対側には、まあるくて明るい月が。















・ 辻恵子 個展「ある。」 9/15〜22に東京・参宮橋のtrayにて開催予定です。

 

R.I.P.、クリス・マイケル





R.I.P、クリス・マイケル。学生時代にみた「Sans Soreil」や「Le Mystère Koumiko」、  
だいすきでした。招き猫がだいすきだった人。東京の世田谷区にある、豪徳寺という   
招き猫で有名なお寺のことは、彼・フランス人の監督に教えてもらったようなもの。   
映画を観てから観光にいったのを覚えています。起承転結のある物語というよりも、   
詩的な風景の断片がコラージュのように形作られていて、とくに意味もないように    
思えるかもしれない場面で、何で涙がでるんだろうと思いつつ感涙したのを覚えて    
います。記事によると、亡くなったのは昨日。ご冥福をお祈りします。会えたら     
いいな、と夢見る人の一人でした。ついに会うことは出来なかったけれど、       
あなたの作品に出会えてよかった。どうもありがとうございました。          








・ 辻恵子 個展「ある。」 9/15〜22に東京・参宮橋のtrayにて開催予定です。

 

2012/07/30

松尾芭蕉の生家〜まっちん




久しぶりに、夏の三重県・伊賀へ。青々とした稲穂の中を歩く父娘。良い風景。







伊賀は芭蕉の生地ということもあり、町のあちこちに
俳句が掲げられています。あ!この句は(先日行った
土地)仙台の人の句だ!震災関連の句…ということは
まめに更新されているのでしょうね。歩いていたら、
芭蕉翁生家」はこちら、という看板を発見して、 
行ってみました。                
               ↓                                  



中庭のある、渋い建物。23歳まで伊賀にいたという
芭蕉さん。何百年も前からある家だとして、改築は
されてるのだろうけど、この辺を芭蕉さんがハイハイ
したりしてたのか…と想像して不思議な気分になる。




だって、松尾芭蕉っていうとお爺さんの
イメージだもの。こういう。     



            




 
この日の目的地の一つは、昨年・もみじ市ご一緒してた(けれど食べられ  
なかった)「まっちん」。テクテク歩いていきました。東京周辺のイベントでは
人気で、行列をつくらないと買えない(イメージの)わらび餅、並ばず買えて、
にやり。噂どおり、美味でした。わざわざ美味しいものを買いに・食べに行く 
旅というのもいいなあ。芭蕉さんもきっと、同意しててくれるだろな。    



(2014/5/20追記)


芭蕉生家で押した記念スタンプは、よくポストに入っている水道工事業者の
マグネットに貼り付け、切り抜き、こんなふうに使っています。ほとんどと
いっていいほどファンシーさがないところが気に入っています。     



2012/07/29

奈良へ、西淑さんの「森へ」を見にゆく








思い立って、奈良へ。修学旅行以来かもしれない。
(写真は奈良駅の隣の観光案内所です)。      





ボリクコーヒーでの西淑さんの展覧会「森へ」へ。
奥は淑さんの絵葉書、手前はボリクコーヒー内の 
雑貨コーナーでみつけた(&母にプレゼントした)
ロシア製のリス。なぜか尻尾がクルンクルン。  




正面の顔はひょうきんです。






観光する時間はなかったけれど、わー。
奈良に来たってかんじ!…という風景も
みられました。あとは鹿だなあ、でも 
奈良公園に行くのは遠いのだろうか。 





なんて思っていたら、猿沢池のほとりはすでに
奈良公園なのだそうで(広すぎ…)、なんだか
お釈迦様の手のエピソードの孫悟空の気分。 




こちらに寄ってきて、でも私が食べ物をくれないと
分かると、無心に草を食べ始めた鹿。こわごわ、 
撫でました。つの、かっこいいね。突かないでね。
うん。と頷いているかのような仕草。      









2012/07/25

たわわ





たわわに実るぶどう。来年の春に展示予定のギャラリーにて。



「飛ぶ教室」 今森光彦特集に寄稿




飛ぶ教室 第30号(2012年夏)―児童文学の冒険 〈生きもの少年〉今森光彦の世界

光村図書出版の「飛ぶ教室」 第30号(2012年夏号)特集、
「<生き物少年> 今森光彦の世界」のために文章を書きました。


久しぶりの文筆(のみ)の掲載です。     *2012/7/25発売







2012/07/24

蝉の声






昨日、今年はじめて蝉の声を聞きました。
まだ、うるさいほどの大合唱は聞こえず。








2012/07/21

辻恵子作品が so+ba での「涙カフェ」で再・展示










  NAMIDA CAFE:        
7/21(土)15:00〜21:00
7/22(日)12:30〜19:00
so+ba : 世田谷区経堂5−29−20


7/21 の 19:30からは、スペシャルゲストとして神田
智子さん (元 World Standardanonymass ボーカル
& アコーディオン) が涙カフェにいらっしゃいます
※ 後日更新 → 当日の写真はこちら










3月に SHIBAURA HOUSE で開催された Namida Project 
イベント「VOICES」のために制作し、1日だけ公開された
辻恵子の切り絵作品が、次の土日・7/21と 7/22 に東京・
経堂の so+ba で開催されるイベントNamida Cafe」で、
再度展示される予定です。              




震災後、世田谷に住む外国人を中心に活動を始めた彼ら。涙プロジェクトに
関係するブログ記事はこちら。上の写真は、昨年の「涙カフェ」のようす。
活動を初めて1年が経つんだね。土日は、地元の商店街で経堂まつりも開催
されます。阿波踊りやサンバパレードも見られるようですよ。      






★後日更新、当日のようす:                                     



 
日曜日、ふらりと涙カフェへ。前回の涙プロジェクトのイベント「VOICES」のときよりも Tシャツやトート
バッグなどのグッズが増えてました。プロジェクトのメンバーでもある so+baのグラフィックデザインに、
服飾デザイナー・Edwina Hoerlさんたちがグッズづくりに関わっているせいか、どれもセンスがよい。  




「VOICES」のときに制作・一日だけ公開された私の切り絵も再度お目見え。反対側の壁には
被災地の写真や彼らの活動のスライドショーが上映されていました。         




また見てもらえてよかったね(と、作品に
こっそり呼びかけました)。      











2012/07/19

nicoでの橙灯イベント「甘党と珈琲党」





5月に私もイベント・展示「nicobeya」を開催した、
湯島の雑貨店 nico 店内の小部屋で橙灯のイベント  
甘党と珈琲党」へ。小部屋で7回目の催しかな。   



珈琲の香りを愉しむ横顔、写真をとって眺めていたら
縦書きで達筆な筆跡で書いた、カタカナの


…に見えてきました。



小匙(橙灯のジャムづくりの時の屋号)のジャムやら、いろいろ購入。




食べてみたかった月餅も ◯ でした。いや、◎でした。
イベントは、22日まで開催中です。         











2012/07/18

弘前のTHE STABLESで絵葉書等をお求め頂けます










青森県・弘前の THE STABLES で、辻恵子の絵葉書とミニカードの取り扱いが始まりました!


THE STABLES 〒036-8001 青森県弘前市代官町14-2

2012/07/17

梅雨明け!





 




梅雨明けしたそうですね。ジリジリと強い日差し。
くっきりとした影。              




おいしいものを食べながら、打合せをしてきました。
(黄色いバッグ:ミッフィーの輪郭にバナナの目が…)。
8月初旬に、おもしろい事ができそう。詳細は近日!





赤いドレスが素敵だなあ、と写真を撮ったら、
遮るように前を通った人が写り込みました。 
その白いドレスも素敵ですね。       









2012/07/12

「小説 野性時代」105号 *石田衣良連載の扉絵を制作






  小説 野性時代 第105号  KADOKAWA文芸MOOK  62332‐08

角川書店の「小説 野性時代」に連載中の石田衣良さんの小説「GROWING UP 
WITH A BABY」の扉絵を 辻恵子担当。 8月号(105号)は 7/12発売です。

*次号・106号では連載お休みです。                  









にこまるクッキー





本日のおやつは、にこまるクッキー 仙台での展覧会の荷物といっしょに、
ユトリコさんが送ってくれました。どうもありがとうございます。    


☺☺
☺☺☺
☺☺





2012/07/11

パンダの命日







子パンダがしんじゃったみたいです。7/5(木)誕生 〜  7/11(水)没。1週間の
だったのか…(合掌)。昨日、一昨日と古本屋でたんまり本を買い込んだし、 
今日は本を読んでいました。荒木経惟・アラーキーのおしゃべり口調の本です。 
脳内でアラーキーの声に変換して、するする、一気に読めました。生と死に   
ついての話もありました。「あー、友人にも読ませたら共感してくれそう」と  
思う箇所多々有り、「読みおわったら、送ろうかな?」なんて思ってたら、  
それを見越していたかのように後書きに"一気に読んでしまったからといって   
友人にあげちゃあないで 買うことをすすめよ、再読せよ"と書いてありました。 








2012/07/09

佐藤純子さん & 青木隼人くん @古書ほうろう









光源寺を出て、千駄木の古書ほうろうへ。ほうろうの店主が光源寺で
お店を出している間、南陀楼綾繁さんと、仙台の佐藤純子さん店番を
しています。先月の仙台での個展で仙台でお会いしてから早速の再会。
「ジュンコ & ナンダロウの古本かるた」、先客に習って「つじけいこ」
で作って頂きました。短かい(文字数の少ない)名前でよかったぁ。 :)







純子さんに描いてもらっている間に、




(こ) (い) (つ)

とか、





(つ) (じ) (こ) (い)

…とか、並び替えて遊んでました。







この二枚はこの日、着ていた青い服で私が登場。うれしいな。







古書ほうろうの本棚に、1985年(昭和60年)
の「飛ぶ教室」・谷川俊太郎特集を発見。 
もうすぐ発売される飛ぶ教室寄稿する
し、当時50代の谷川俊太郎さんの発した言葉
ってどんなだろ?即決で手に入れました。 






次の日は青木隼人くんの演奏があり、2日連続で古書ほうろうへ。【本屋+いい演奏=店内を何周もする
→よさげな本をみつけ→買いすぎる】法則を思い知る。Penの紙特集も発見、個展での閲覧用にゲット。
私の記事が掲載されている他、表紙の紙のコーディネートも担当した号。他にも色々、手に入れて、話
して。仙台に帰る純子さん、久々に会えた青木君、お名残惜しく、閉店時間まで長居してしまいました。








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