2014/10/04

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:スーパーのシンタクラース






 


「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)オランダで初めての朝。おはよう。
ネコがベッドの足元に居る朝。欧州に来る前に大阪での展覧会の準備などで、
夜更かし生活をしていたせいか、時差ぼけもなく起床。目が覚めて、時間を 
確認して、違和感を感じる。「あれっ、まだ暗いのに、もうこんな時間?」と
驚く。アムステルダムの日の出は、7:47なのだそう。変な感じ。      



紀子さんが朝食の買い物にいく、というのでついて行く。外国にいったとき、
へたしたら、観光名所よりも楽しんでしまう場所がスーパーマーケットだ。 
ものすごく色んな種類の・沢山のパンが売られていて壮観だった。     





サンタクロースのもとになっているというお祭りの話を聞く。シンタクラース
従者の黒人、これは実際に黒人の方が演じるのではなく、顔を黒く塗って演じる
ものなのだそうで、人種差別ではないか、と問題になっているのだとか。   



絵本も色々出ているようです。シンタクラースはマドリッドに住んでいて、年に一回
やってくるのだとか。テレビでは「シンタクロースがやってきました」とか、大人が
真剣に子供をだますというか、信じこませるというか、そういうことをするらしい。

Sinterklaas  / druk 3: het grote boek van Sinterklaas

アメリカに渡ったオランダ系移民に定着した(?)サンタクロースが良い子の靴下に
プレゼントを入れるように、シンタクラースは良い子の靴にプレゼントを入れるのだ
そうです。12/5がクリスマスイブのような日で、12/6に帰っちゃう。微妙な差異が
興味深い。ちなみに、この絵本の作者はオランダでお会いしたイラストレーターの
友人だそうで、某所で「あ、シャーロットも来てるよ?」とニアミスしていた。 

*




話をスーパーマーケットに戻します(笑):紀子さんが花束を買うのを見る。
アーティストとして色選びのアドバイスをリクエストされたりして。こちらの
花束の作り方も、日本とちょっと差異がある。日本だとキュッと細長く、密に
作る印象だけれど、こちらは間隔をあけて、ふわっとボリュームを出すのね。



根っこに近い方も、おおらか。笑。





何か食べたいものある?と、ポテチとこの果物を買い物カゴへ。
Hollandse rode bessen、日本語だとフサスグリだそうです。
小学生のときの同級生のお家の庭でとって、きれいだなあ。と
おもっていたユスラウメを思い出していたのだけれど、あれより
だいぶ酸味が強く、種が細かい:食べちゃうほうが楽な小ささ。



オランダでの初めての朝食。ちなみにポテチは、パプリカの味のもの。
滞在中・大きな袋で二袋たべてしまった。美味しかったなあ。    





オランダでの初めての昼ごはんはこちら。どーん。でかっ!!
The Real Thing、と題されたハンバーガーでした。ちょっと
多くって、パンは半分くらい残す。降参。        



お茶を注文した双子ちゃんたち。こちらではミントティーとオレンジジュースは
フレッシュなものが出されるのだけれど、紅茶に関してはカップに入ったお湯と
ティーバックは自分で選んでね、はいどうぞ。という感じのようです。へー。 



そして車で移動。昨晩のマールチェさんとの「やっと会えたね」(©辻仁成)に
つづき、マールチェさんのお姉さまとも「やっと会えたね」なのでした。   


旅日記、つづきます)




この展覧会のための欧州への旅でした:            


「PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    





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