2015/01/31

「ペンギン返却致します」「ひつじおくります つじ」







数日、風邪で寝込んでおりました。今日はだいぶ体調回復、ぼちぼち家仕事を
再開しました。いちごで、ビタミン補給!元気な色。春の味。       




送るもの、二つ用意。「ペンギン返却致します」「ひつじおくります つじ」。  
どちらも「なんのこっちゃ」な伝言だ、と笑う。今日、CDの絵を担当したバンド
ノベルティグッズをお送り頂いた中に、私のしごとではないペンギン型のものが 
含まれていた、これは私がもらうべきものではないので返却します、という意味。
そして別の方に「ひつじ(型の、ぽち袋を)おくります - 辻」、という走り書き。
↓     


こちらは数日前に「おかえりー」の羊ぽち袋。こんな作品をつくった、という
自分のための保管用を、一枚も手元に留め置かずに盛岡に送ってしまったので
(&材料の紙もあるだけ使い切ったので/また作らないので)、会期中、売れて
くれたら嬉しいのだけれど、ほどよく売れ残りますよーに!と願ってた。笑。
ほんとうに、ほどよく帰ってきた。よし、よし。いいこたち。さしあげたい 
人がいるので、一匹、仙台へ送り出す。それが先ほどの謎の文の意味でした。



ひつじ  
おくります

   つじ










2015/01/30

東京・この冬はじめての積雪  。°  ° ° 。° 








東京では、この冬はじめての積雪だったようです。
白い雪に赤い花。               


◯      ◯        ◯     ◯

   ◯     ◯    ◯     ◯    

   ◯     ◯        ◯      ◯     



赤いテーブルクロスに白い粒。風邪薬のんで、
安静にしてたほうがいいなあ、という感じ。 


      ◯  

           ◯  
                   ◯    





というわけで、雪かきはできないなあ、
フガイナイなあ、と思っていたら、  
しらぬまに雨に変わっておりました。 





2015/01/25

そらとぶペンギン・みずにうつるそら







そらとぶペンギン、




みずにうつるそら。ギャラリーみずのそらにて。


みずのそらは一昨年に個展「K for KIRIE」を開催したギャラリーです。 
今年の秋に個展を開催予定、その打ち合わせ。あとで数えてみたら、  
なんと、40回めの個展になるようでした。              

(後日追記:第40回目の個展会場、オーナーの  
恵子さんと打ち合わせでした。このときお会い
したのが、最後になってしまったのですが…) 






辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower
会期/2015年10月3日(土)~10月12日(月・祝)*10/5(月)6(火)休み
会場/ギャラリーみずのそら(東京・西荻窪)










2015/01/23

She Her Her HersのシングルCD「Sense of Wonder」の美術を制作





She Her Her Hers(シーハーハーハーズ)が2014/11/19にタワレコ限定でリリースしたシングル「Sense of Wonder」の
ジャケットのアートワークを辻恵子が制作しました。写真は、二人展「Cut!」でもお仕事をご一緒した
大社(おおこそ)優子さん。デザイン・アートディレクションは、She Her Her Hersの、とまそんさん。 

 


iTunes Storeでのお求めはこちら: https://itunes.apple.com/jp/album/sense-of-wonder-single/id936538034




*追記*




実物が届きました!


にょきっ。



盤面では、ジャケットの表にいる女の子が
裏ジャケットに居る男の子たちに会えた、
みたいなかんじで素敵です。      



今年の3月に発売されたセカンド・アルバム「stereochrome」も 
同封してくださいました。横断歩道をわたる人たちに、切り絵の
女の子も加わるような配置で重ねてみたりして。単独ライブに 
行こうと思っているので、予習?できそうです。ホクホク。  





右が、CDシングルと、そのツアーのチラシ。写真が小さくて 
文字が読めませんが、名古屋、大阪、東京を旅するそうです。
是非。→ sheherherhers.com  CDについては→ こちら。   




「Sense of Wonder」のツアーグッズにも、辻恵子の切り絵が登場。
ライブ会場でお買い物をすると先着でもらえるそうです。     



まだ、タワーレコードに行けていないので、バンドのメンバーの
とまそんさんに、写真を送っていただきました。ご提供、感謝。




She Her Her Hersの面々。「Sense of Wonder」をお求めになった 
方々やシーハーズファンのツイッターをおいかけていると、    
好評のようでなによりです。→ まとめ             


*

12月・追記


ポスターが掲示されている時期には行かれなかったのですが、タワレコへ。
あ、ある、ある。 :) と確認してきました。












2015/01/22

伊賀の丁稚羊羹







三重県・伊賀の丁稚羊羹を、東京で食べました。丁稚羊羹といっても例えば
竹の皮につつまれた蒸し羊羹だったり、色々あるようですが、伊賀のものは
さらしあんの、水ようかん。東京で並ぶ「水ようかん」よりさらに水々しい
印象。つるり、と美味しいものです。伊賀に行くたびに買いにゆく好物。 



東京の百貨店での物産展に並ぶと聞いて目指して買いに行きました。
昼食会のあと、Yご夫妻の車に同乗させて頂いて日本橋へ。案内所で
三重のブッサンテンは何階ですか?と尋ねると、物産「店」は斜め前
だが、物産「展」は銀座の支店だとのこと。「店」には何か居た。 
あとでしらべたら、のゆるキャラ「シロモチくん」だそうです。 
ぐるりと「店」を見て、銀座まで歩く。夕方だったこともあり、  
残り2つ、ギリギリセーフ!で手に入れられました。       

何で丁稚羊羹、というのか検索してみたら諸説あり、面白かった。 
育ち盛りで小さい羊羹では足らない→ 伸ばして薄めて増やした、  
とか、和菓子屋に丁稚奉公したひとが、分量を間違えたが美味し  
かった、とか。練り羊羹を作ったあとの鍋に水をいれて…など。  
水ようかんといえば夏!という印象ですが、伊賀出身の親いわく、 
冬にもよく食べた、とのこと。機会あればお試しくださいね。   
(→ 伊賀観光のHP)。ちなみに、写真のものは桔梗屋製ですが、 
食べ慣れているのは湖月堂のもの。古風な店構えもすてきなのです。






2015/01/19

鴎外さんの153回めの誕生日に、初めて記念館へ行く








今日は森鴎外の記念館に行きました。写真は、館内のカフェにて。
ベルリン留学時代の鴎外さん。東大に通っていた親戚に似ている。
東大顔、あるいは秀才顔、ってあるのかな…とか思うほど似てる。





たまたま初めて訪れた日が、森鴎外の153回めの誕生日だった不思議。
記念して、館内のカフェではスコーンが振る舞われました。クルミが 
ぎっしり入っていて、美味しかった。               




鴎外さんと。*自撮り @ 館内のカフェ




森鴎外の屋敷・観潮楼(かんちょうろう)の跡地に建てられた記念館。
ここから、海が観えたのか。今は海は見えませんが東京スカイツリーが
ビルのすき間から「こんにちは」。展示物は撮影禁止ですが、あれこれ
興味深かった。石川啄木が書いた長い手紙、活字に起こしてあったの 
ですが、これ、こんな長文を電子メールで送ったらドン引きされるよ、
昨今。しかもそれを手書きで巻物で、って思う。データベース的に、 
タッチスクリーンをつかって閲覧できるもので、鴎外あてに書かれた 
はがきのアレコレ、その筆跡もおもしろかった。斎藤茂吉の文字が、 
ぽってりとしていて素敵でした。                 










赤い葉っぱ、赤い唇






赤い葉っぱ、赤い唇。午前中のお出かけは、
光も影もくっきりしていて気持ち良い。  






スウェーデン・KIKIでの辻恵子展「Dolda Former, Dolda Berättelser」






フランスでの4人展のあと、辻恵子の作品はさらに北欧へ旅をします。ストックホルム展のために追加した作品も。
*関連記事のトップに来るように2015年1月の投稿に設定してあります

辻恵子展:Dolda Former, Dolda Berättelser                       
会期:2014年11月20日(木)~12月7日(日)*日月/定休、ただし最終の日曜(12/7)は営業
時間:火〜金/12〜18時、土/12〜17時                         
会場:Japansk Designbutik KIKI(スウェーデン、ストックホルム)             
住所:Renstiernas Gata 41, 11631 Stockholm Sweden   電話:+46 (8) 615 0719     




関連サイト:   *FBイベント: facebook.com/events/824..
*ブログ記事: tsujikeiko.blogspot.jp/search/label/Kiki    






*

会場写真









作品だけでなく画集や絵本:「Cut!」、「マークのなかに かくれた かたち」、
K for KIRIE」、日めくりの日々」、そして「ぞうさんぽ」も並んでいます。






ヴェルニサージュのようす。(写真提供感謝:Japansk Designbutik KIKI)
今回の個展のタイトル「Dolda Former, Dolda Berättelser」は、
かくれたかたち、かくれたものがたり、といった意味です。
店主の明知さんと相談して決めました。






会場の動画。明知ご夫妻がオーナーのお店です。




 





ストックホルムからの「我が子(作品)」の一時帰国






ペラっと台紙に貼らずにストックホルムへ送った作品、一時帰国、サインを入れて、
さようなら。作品との別れは嬉しいような寂しいような、気に入ってもらえたという
誇らしさと、「我が子」との別れのようであり、でもまあ元々、作者はシャーマン 
みたいなもんで、自分の子でありつつもそうではない、というような気持ちとがあり
…まあ、あれこれ複雑。達者でね、可愛がってもらってね。と「母」は祈ります。  








2015/01/18

She Her Her Hersライブ会場(鎌倉・moln)で原画を展示









1/18、鎌倉の雑貨店・molnでのShe Her Her Hersのライブ会場で、辻恵子が 
アートワークを担当したシングルCD「Sense of Wonder」の切り絵の原画が 
展示されました。              ↓             

















カフェ・テールベルト(terre verte)の店主が製作した、木のオーナメントが
来場者へプレゼントされたそうです。*ペンギン以外はジャケットに登場する
人物像のシルエットです。                       




1/31・追記


実物が届きました。SHE HER HER HERSの焼き印入りで、側面は
焦げ茶色に着色してあります。凝ってるなあ。そして、他人ごとの
ようにフォルムにも個性って出るんだなあ、と思いました。   





こちらは裏ジャケットの原画。バンドメンバーの洋服から人物像を切り出した作品。
作品保管ファイルへ仕舞うとき、順番を変えてみた。かがんだ青い服の人は写真から
出てきたばかり、他の三人は挨拶をしている?…文字にすると陳腐だけれど、貼る 
ときには、人物像どうしの無言の会話というか、関係性を想像して配置している  
気がする。普段は、切り絵の人物像を配置して貼り付けるまでが作品づくりだ、と 
思っているのだけれど、たまたま、ストックホルムでの個展メインビジュアル、 
そして、今回の鎌倉のライブ会場での作品展示のときは人にお任せするの続いた。 
(今回に関していえば、写真家が撮りたての写真を大阪で受け取り、切り→    
写真家がさらに撮影、ライブ会場での展示に際して配置・額装も、といった具合)。

ペインティングではいちど塗ってしまったらヒョイっとモチーフを動かすことは  
難しいけれど、切り絵ではそれができる。柔軟でうれしくもあり、ふっと居なく  
なってしまってギョッとしたりします。たとえば個展「ひとつひとつ」のDMの絵も、
さあ。額装しよう!と思ったら逃亡して(見つけましたが)、ハラハラしたっけ。 






ちなみに、先ほどの写真、紅一点は、ジャケットの表に登場している女の子です。
薄手の木の板なのですが、細い脚まで再現されていて、すごい!        





ちなみに、このくらいのサイズです。切り絵の実物の何倍だろうか…。





そして、こちらが今回のライブの告知チラシ。アーティスト写真は大社優子さん撮影:



ライブ情報のページ→ She Her Her Hers / New Year Live 2015 in Kamakura






会場だったmolnは、アンティーク、お洋服や雑貨のお店です。
鎌倉駅や、二人展会場だったウサギノフクシュウのすぐ近く。
この看板が目印です。鎌倉にお出かけの際は是非。     

moln 〒248-0012  神奈川県鎌倉市御成町13-32 2F





2015/01/16

スウェーデンから作品もどる→ 映画館でベイマックス










スウェーデンから荷物が届きました。夏頃に東京から(そして茅ヶ崎・大阪から)
発送した本や作品が→ フランスでの合同展「PAPIER - 紙」に並び、その会期後に
→ 北欧はスウェーデンでの個展「Dolda Former, Dolda Berättelser」へと旅をして
年明け、本日帰宅。お帰り!あれこれが入れられていた箱の、水色と白と黄色。 
なんとなく北欧らしい色合いだなあスウェーデンの国旗の色か。*白は除く。 
ともあれ、昨年から始まった欧州〜北欧の展示関連が一段落した心地。     






NHKで、「ベイマックス」の製作に取り組むジョン・ラセターの
ドキュメンタリー番組を観てから、観に行こう、と思っていた 
アニメーション映画「ベイマックス」。正月休みはきっと混んで
いるだろうし…と先延ばしになっていた。思い立ったが吉日だ。
ぱっと出かける。吹き替え版、3D。白いポワンポワンした   
ロボットの動きの愛らしさに、ふふふ、となる。登場人物の一人
一人が魅力的。ときどき、実写に見えるほどのコンピューター・
グラフィックスでありつつ、手でさわれそうな肌の質感だった。
物語について書くとネタバレになりそうなので劇場でどうぞ。 :)





入り口で頂いたチラシに、映画館が来月に閉まると書いてあって驚く。 
といっても直ぐ向かいのマリオンにも同じくTOHOシネマズが入って  
いるのでアレですけれど。ここでは何回か映画をみたはずなのだけれど、
どの作品か思い出せない。過去の上映作品も、検索できたらいいのにな。
映画館の外に出て、有楽町のガード下のあたりを歩くと、さっきまで  
スクリーンの中で見ていたサンフランソウキョウ(サンフランシスコと 
東京を合わせたような町、物語の舞台)の景色が重なる。昭和の雰囲気。







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