2015/08/19

今季初のナシ、ファイリング中に想う、不思議なご縁のハナシ







今季・初めて、梨を食べました。凸凹や色のせいか、アップで見ると月のよう。
季語としては、秋だとか。酷暑が嘘のように、朝夕は秋の虫も鳴いて、ずいぶん
秋らしくなってきたけれど、今日は、数日ぶりに暑い日でした。夕方まで汗を 
かきかき、ファイル整理。掲載誌など、全部残しておけないので、掲載ページ
と表紙だけ、ファイリングしているのです。作家活動を始めた当初からそうして
いたら偉いのですが、近年始めたことなので、若い数字のファイルの厚みが増し
ていくのを、後続の番号のものにずらしていきました。現在、14巻まである。 



(後日:3冊買い足して、17巻まで表紙に数字を貼りました。十七_◯。)  
初期の記事(取材されたもの、挿絵を制作したもの)一つ一つが、よくぞ、  
お声がけくださった、と感謝しきり。これは初期ではないけれど、      
たとえば2008年3/1号のPen」の取材だって、              
                              ↓                                  


その後の合同展参加と複数の巡回展(&個展)、めぐりめぐってアムステルダムでの
ユイキヨミさんとの出会いなど、沢山の好機を下さったのですが、「紙の特集を  
しよう」思った編集者さんが私の載っていた本を手にしていなかったら、つまり、
その本の編集者が登用しなかったら実現されていなかった展覧会や会えなかった  
人々がいる。タイミング、ご縁、不思議なものです。昨日、東京ポッド許可局で、 
「縁」というのは英語で「ストレンジ・チャンス」って言うんだって、と聞きました。
訳された英語をさらに日本語にもどすと「変な機会」?「変な」「変わった」  
「おかしな」というのは、褒め言葉には聞こえないけれど、予想の範囲内の事柄は 
「うわー、ご縁があるんだなぁ!」なんて驚いたりしないから、人はどこかで予定 
調和的ではない、突拍子もない出会い、巡り合わせのほうが面白い、運命的に  
感じてしまうのかもしれません。なぜ私が絵を作り続けられているのかも、多分、
こういう沢山の縁のおかげ。…と、過去の仕事を見るたびに思います。     


Pen (ペン) 2008年 3/1号 [雑誌]

(…Penの記事、すごく前に転載OKいただいたままでした。やっと写真を撮りました。)











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