2015/10/12

第40回個展最終日:お出かけありがとうございました!





第40回個展「A Heaven in A Wild Flower」最終日。普段、作品に題名は
つけないのですが、これはつけるとしたら「花よりニャンコ」かなあ、 
なんて、ユルい題名を考えていました。足元に花が咲いているというのに
白猫に夢中なお嬢さんの絵です。オランダで会ったことがある友人夫妻が
手に入れてくれました。花がチューリップだって、気づいてくれたかな?



花といえば、初日に沢山いただいたお花は、少しづつドライフラワーにしたり
人に差し上げたりしていきました。バラも、下をむいているのはさようなら、
上向きのものだけ、残す。直射日光が当たらないところにおいていたからか、
(いい意味で)おそろしく長持ちした右のアレンジメントも、家でなら萎れて 
いくさまも眺めていたいけれど、今回は御客様をお迎えする側なので、元気な
黄色と赤だけのこし、白い紫陽花はドライフラワーにするべく逆さに吊るす。



オープンと同時に、わっと満席になるカフェスペース。私もお食事を
頂いたあと、席をあけるべく、スタッフ用の机のところに座って、 
幸せな光景だなあ、と、皆さん(谷川夢佳さん、ウズラさんなど)が
おいしいね、と談笑しながら食べるさまを眺めていました。先代の 
画廊主・恵子さんも、ここに座って見ていたであろう景色。    
*皆さまには写真の掲載許可いただいております。          

*


皆さんが召し上がっていた、あゆみ食堂のランチは、旅ベーグルの特製ベーグルで
カラフルなベジタブルサンド、トウモロコシのコロッケ(バジルソースのせ)、
リーフサラダ、淡路産たまねぎとキャベツのポタージュ。          




朝、私が画廊に行く前に谷中に寄って、焼きたてのベーグルを
かばんに入れて「運び屋」したのでした。念を送る店主・松村
純也さん(通称・マツジュン)。新潟出張から戻ったばかり。
お疲れのところ、どうもありがとう!           



左が「あゆみ食堂」大塩あゆ美さん、真ん中が夕方にかけつけてくれた
「旅ベーグル」松村さん(寝てますね)、皆様、感謝。        




 ベーグルおやつトースト(リンゴキャラメリゼ・マスカルポーネ)も
美味しかった。シナモンが効いています。



最終日ということもあり、人口密度が高い!というところを撮りたかった
のですが、真ん中に、お会いしたかった、どいかやさん。*ご本人に、 
許可いただいております(二回目)。お会いできて嬉しいです、と、  
茶飲み話。友達の友達、というかんじで、いつかお会いできたりして、と
思っていた方。絵本も多く手がけていらっしゃいます。この日は、会場の
近くのウレシカでの合同展のため西荻窪にいらしていたようでした。  



そして、千駄木の古道具Negla()店主も、ご来場。実は今回の展覧会では
大正時代の小箱や、レトロな千代紙、コースターなど、あれこれ彼女の店で
発見したものも作品になっています。                 





*    



ネグラで見つけた、ウサギの配達員の千代紙で制作した切り絵は
ネグラの店主の手元に行く(戻る?)ことになりました。笑。 
ネグラ→ 辻恵子→ ネグラ。               


余談ですが、ネグラの店主さんが先日まで台湾旅行をしていたときに
これ、かってきて!と頼んでおいた雜誌を持ってきてくれました。 
ツイッターで知った、盛岡特集の「秋刀魚」。漢字のおかげで、  
ぼんやり分かるのが面白いね、と、その場にいた人たちで回し読み。





今回、絵葉書を入れる為に折り紙で作った袋の色合いが、画廊の近くにある
ストア」のお洋服の色合いに似てるかも、と思っていたら・・・     



ストアのデザイナーさんがいらしてくださいました。




夕暮れどき、カフェスペースに鋭角に光が差し込むのを見るのも
この会期中はさいごだなあ、と眺める。小冊子の表紙にスポット
ライトが当たります。                   



さ、17時。皆様、お出かけありがとうございました!
「open」だった看板を「close」に変えて、撤収作業
はいっ、じゃあ、お疲れ様でした!と画廊主がいうと
あゆみさん、旅ベーグル店主ら皆で拍手してくれた。
パチパチパチ・・・!こそばゆい。ありがたい。  



お買い求め頂いた作品を別おきして、残った作品は家に戻すために
箱に詰めていく。売れ残ってよかったあ、という作品も、じつは 
ございまして。すごく気に入っている作品だとか、これはあの人に
もらってほしいなあ、と思っていた作品だとか。めでたく、これも
残ってくれました。予告しておいたとおり、送るよ、新婚さんに。




がらんどうに戻す。キャリーバッグに、お花をつっこんで。
お出かけ頂いた方々、そしてご協力いただいた皆様に感謝。
何より、画廊主を引き継いでくれたケンタロウさんに。  






入口に貼っていた文字も、剥がして、別紙に貼っていく。




この展覧会を、今は亡き先代の画廊主・小峰恵子さんに捧げます。






辻恵子 第40回個展「A Heaven in A Wild Flower
2015年10月3日(土)~10月12日(月・祝)*10/5(月)6(火)休
会場/ギャラリーみずのそら(東京・西荻窪)




第40回個展についての日記的な記事はこれにておしまい、
画廊によくいらっしゃる・搬出もお手伝い頂いた方が、 
会場写真を撮ってくださいました。後日更新いたします!













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