2016/03/04

春は色々はじまります/こわかわいい猫/水木三人兄弟の本





  
夜、このあいだ打合せに行ってきた仕事の作品作り。写真のものは、使わなかった鳥と人の、試作です。今日制作した絵はウェブサイトに掲載される予定。4月頃に公開になるのかな、またお知らせします。

春は、この絵のことだけではなく、表紙の絵を制作する季刊フリーペーパー「」のことや、テレビのお仕事なのですが→ 進行中のプロジェクトのこと、(後日追記:連続テレビ小説「とと姉ちゃん」関連)色々スタートします。

テレビのお仕事は、数日前にこれでOK!となったようで(まだ仕上げ作業はあり ますが)、ほっ。そして、はー、もうすぐだあ、と、ドキドキ、してきています。心づもりができたら、発表します。(まだ出来てません:笑)。     





昼間は、ひなたぼっこする猫を見た後、サントリー美術館へ。日本美術に興味が湧いているのいるのかな(自分が)。先日見た展覧会で素敵だなあ、とメモした絵師の名前が宮川長春 
だったのですが、今回の作家も宮川香山と、宮川さん続き。生きた時代が数百年も違うし、生まれた場所も違うけれど、遠い親戚とかだったりして…と夢想する。

長春は削ぎ落とした線で、香山はゴテっと緻密、全然テイストも違うが。香山展のメインビジュアルになっている壺の猫の、こわ・かわいい感じ、素敵だった。甘さがない可愛さだってある。芸術家って、ある意味、「いっちゃってる」位のほうが痛快なのかもしれないな
と思う。中途半端なゴテゴテは得意じゃないけど、香山のは もう、極まってて、「参りました」という痛快さがあった。 




展覧会を見たあと、根津のノマドへ移動。少し前からここのサンドイッチが食べたかったのを思い出して。美味しいものは美しい、なんて思う盛り付け。お店の蔵書の「ゲゲゲの老境三昧」の始めのほうを読む。 

水木しげるさん、三人兄弟だったんだ。へー。長寿の秘訣は、のんき。という話の後に、哲学書を読めよ、という話。ピカソの子供のような絵の前に写真のように狂いのないデッサンがあるように、のんきの裏に哲学書や、本で仰ってなかったけれど:戦争で死にかけた体験や色々な出来事があり、柔軟の裏には、芯が通ってんだ!と嬉しくなりました。  





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