2010/06/30

中央公論新社 図書目録 2010 *装幀画を制作









中央公論新社の図書目録2010年版が完成しました。
装幀画を辻恵子が担当するようになって、今年で5年目です。

歴代の目録は、こちら



*装幀/中央公論新社デザイン室
写真/大社優子
装幀画/辻恵子





2010/06/28

鳥に説教





イリアスとボッサでの個展、もうすぐです。手帳に
書いておいてくださいね!7.1 (木)からです! 



ボッサに置いてある私の絵本まるをつくる」の
サンプルにコーヒーのシミが「まるをつく」って
おりました。何ともステキなヨゴレです。   




まる、といえば。ボッサからも歩いて行ける根津神社
大祓の茅の輪の設置を偶然見る事ができました。こりゃ
また大きい「まる」だね〜。ちっちゃい子も興味津々。





 ご参拝の際はカラスに注意です。カラスに告ぐ!って
台詞、イイ。 鳥に説教で有名なイタリアの聖人もいるし
誠意をもって語りかければカラスにも話は通じるかも。





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2010/06/25

ともだちのわ








扇谷一穂さんの青山ブックセンター本店でのライブへ、写真を撮りに
でかけてきました。ギターはachordionの木村恵太郎君です。本日も 
盛況なり。ABC本店に、先日紹介した塩山奈央さんコーナーが出来て
いるらしいから、入店後すぐにキョロキョロ。なんだ、探すまでもなく
演奏会場の隣でした。塩山コーナーには私の本もお取り扱い頂いている
八百コーヒー店の作品も並んでいるし、昔、タモリさんが言っていた
友達の友達は〜(略)〜輪! 」を思い出す。うん、まるをつくろう。



(6/29追加) → 恵太郎くんのblog記事はこちらPhoto by Tsuji Keiko





2010/06/22

群馬へ









プログラムの一環として「はさみで描く」を主題に9月の講師を  
辻恵子担当予定です。*参加の応募は締め切られています。 

 今日は下見で、初めて美術館に行きました。磯崎新さんの建築も
シンプルですてきでした。「消失点」がキーワード。もちろん、
学芸員さんに教えて頂いたコト。ある一定の所から眺めると…?
ちょっと感動します。                   


今開催中の企画はアンコールワット展。片膝をたて、穏やかな 
表情で座る男性の彫刻に魅かれて、じいっとみていたのですが 
彼は何と、日本では怖い顔で表現される事が多いエンマさま! 
「なんでこんなにちがうのー?」。 逆に、男女が慎ましやかに 
並ぶ像は「(長野)安曇野の道祖神みたい!」と思いました。 

行きしな、美術館の最寄り駅にもうすぐ着くぞ!と思った頃  
車窓にピーターラビットとぐりとぐらが描かれた倉庫を発見。 
福音館・刊 の 辻恵子の絵本(で、現在入手可能なこれこれ 
と、 これ)はココに保管/ココから発送されているのか!と  
ちょっと「社会科見学」のような気分で眺めました。     




2010/06/21

limonataの帽子展@谷中ボッサ












イリアスと谷中ボッサで開催する個展まで1週間と少し。
谷中ボッサでも、原画展前から絵本を置いて頂いており
ます。 どうぞお手に取ってご覧下さい。       





谷中ボッサはなんでもおいしいけれど、とくに黒板
メニュー(日替わり?週替わり?)のデザートが、
おすすめです。柑橘類の入ったカラメルプディング
って初めて食べました。ときどきこういう独創的な
取り合わせのメニューがあるのですが(自家製)、
不思議と違和感がなく、意外なおいしさに、いつも
驚かされます。                

私の会期の前、28日までは「limonataの帽子展」
開催中。limonataはボッサの近く(下の地図の、
A地点)にある画廊・工房「やぶさいそうすけ」の
オーナー、帽子作家でもある吉川さんのブランド。
作品も人も魅力的です。画廊では、店主の哲学を 
感じられる、いい展示をしています。      


            

  
limonataの帽子をかぶらせて頂きました。
(撮影:やぶさいそうすけ店主/limonata
帽子作家の吉川さん、被写体/辻恵子)。
展示詳細はボッサのgaleryをご覧下さい。

☆6/29追記:やぶさいそうすけのblogに
別の写真が掲載されました。こちら!
 



なお、辻恵子がボッサとイリアスで開催
する展示会期と重なる 7.1〜7.12の間、
などでも知られる、牧野伊三夫画伯の   
個展が開催されます!        

千駄木駅をスタートして、イリアス、
谷中ボッサ(辻恵子展)、やぶさい 
そうすけ(牧野伊三夫展)、根津駅で
ゴールという道順も、お薦めです。 
その他のお散歩の提案はこちらで。 

  





2010/06/19

塩山奈央「日々、まめまめしく。」







以前、すこし紹介したまめわぞ/塩山奈央さんの本

日々まめまめしく。」が出ました!風土社の雑誌  
チルチンびと」に連載しているコーナーをまとめた  
一冊だそう。お料理、お裁縫など生活全般についての
本。私は八百コーヒー店で見せて頂いたのですが、  
青山ブックセンター本店では7月1日まで、塩山さん
コーナーが 設けられているそう。いかなくちゃ! 



八百さんでは私(辻恵子)の新しい絵本も手に入ります。
今日はコーヒーとロールケーキをちびちびと、飲食しつつ
数時間、個展の招待状の宛名を書いていました。その間の
数分間、夕日が、ビルとビルのあいだから私の座っていた
部分だけを照らしてくれました。太陽てすごいなあ、とか
思ってしまった。まぶしいけれど、暖かな、オレンジ色の
光に包まれて、活力をもらえるような感じがしました。 




カーテンを閉めてもらう前に撮った1枚。のらりくらり
宛名かきをしている間に、おかあさんたちが私の絵本を
次々とお買い求めくださって嬉しかったです。お友達の
1歳半のおとこのこは主人公の絵にチューしてくれていて
言葉でなくとも「気に入ったぜ」と分かる、まっすぐな 
愛情表現を見せてくれました。ありがとう、伝わった。









2010/06/13

森の小人







生活工房の「オ リッサオディッシー」展関連イベント
昭和女子大のグリーンホールでの小野雅子さんの公演
を観に行きました。長いと思っていた会期も、今日で
おわり。最終日はサリーの着付けや、オリッサ料理の
味わえるカフェも開かれます。是非お立寄り下さい。




大学の構内で小人と目が合ってしまいました。
トルストイ(の銅像)もおられました。足元に
花が飾られていました。(ボールでなくて)。


2010/06/12

「野性時代」80号*石田衣良連載の扉絵と題字を制作




野性時代 第80号  KADOKAWA文芸MOOK  62331‐82 (KADOKAWA文芸MOOK 82)


6/12発売の角川書店のムック「野性時代」80号、石田衣良さんの
連載「GROWING UP WITH A BABY」の題字と扉絵(切り絵)を
辻恵子が担当しております。                
 
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三軒茶屋での展示も今日,明日(日曜日まで)です。
食事のブログじゃないから、と躊躇していましたが、
会場にいくたび、友人の旦那さまが働くVerde Uno
いうイタリア料理のお店におじゃまして色々美味しい
お料理をいただいたので微力ながらご紹介を。   




駅から少し歩くし、路地裏で駐車場の地下という、
秘密基地のような立地ですが、入ってみるとこんな
すてき空間。地下1Fと地下2Fまであります。    



お料理もリーズナブルできちんとしたお味です。お料理を
頂いていて、一昨日は驚くことがありました。デザートの
パンナコッタの上に乗せられたチョコレートを無造作に 
崩しながらたべていたら、さいごの一口のゼリーの上に:
 


「サ」が残りました!食べる前の写真を見ても、どこに 
 「サ」が入っているのか、分からない。一同、びっくり
でした。切り絵制作の際「あなたは、予め人物の形を
考えて作っているのか」と質問されるといつも困って
「いえ、手が勝手に〜」とか、的を射ない返答をして
申し訳なく思うのですが、この「サ」のように、頭が
空っぽだったから生まれたものだってあるの「サ」。



2017年に追記:ゆず皮がスープの中で「す」になっていることもありました





2010/06/11

コンダーもサッカー






東京大学構内のジョサイア・コンダー像、
あれ、いつもと何か違うぞとおもったら、



足元にサッカーボールがあしらわれておりました。
そうか、ワールドカップが開幕しましたものね。 



ボールひとつで、建築家もスポーツマンにみえるから
不思議。微かに闘志のようなものすら感じられます。





2010/06/08

「まいご」オランダへ行く







 Photo by Gertie Jaquet                       

オランダ人の友人のGertie JaquetさんとGitte Speeさんから、絵本
しょくぶつえんのまいご)& 豆本(ぞうさんぽ)が届いたよー、と 
写真が送られてきました。このページが特に好きだそう。嬉しいな。 

☆ GitteとGertie の共作本の記事はこちら。日本語版、出版熱望。








☆ ヒッテさんの絵本は日本でも何冊か翻訳されています:


ネズミのミオのかずのはなし 
-1から12までのかぞえかた-
ヒッテ・スペー
ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008-03-14

2010/06/04

「ちいさなかがくのとも」通巻100号




福音館書店の月刊絵本「ちいさなかがくのとも」2010年7月号として刊行された
松岡達英さんの絵本くさはらの わたしの へや」の中に挿まれている折り込みふろくの
中村柾子さんの記事に、辻恵子の絵本(同絵本、2009年10月号)「まるをつくる」の絵と
絵本についての記述が掲載されています。ぜひご覧下さい。「ちいさなかがくのとも」は、
今月で通巻100号になったそう。おめでとうございます!ちなみに、私の初めての絵本
かげはどこ」は、「ちいさなかがくのとも」の通巻16号(2003年7月号)です。




草原じゃないけど、都会の蝶も健気に生きてます。





・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・ 



中村 柾子
福音館書店
発売日:2009-06-01

2010/06/02

MOTOYA「手作り本フェア」に新作豆本を出品

 


東京・初台の閑静な住宅街にある、カフェ・ギャラリーMOTOYAで 
開催中の手作り本の展示に新作の豆本ぞうさんぽを出品します。

フェイスブックで写真が御覧いただけます(2013/7追記)


「手作り本フェア」
 会場 MOTOYA東京・初台)
会期 6月2日(水)〜6月27日(日) *月火休み
時間 13:00〜20:00 *最終日は17時まで
交通 初台駅から徒歩8分、代々木八幡駅より徒歩10分
   → 住宅街で目印が少ないため、こちらの地図プリントアウトしてお持ちになると安心です。
 
参加 
石塚智寿、エノコロ、おおくぼゆみこ、岡田きさら、懐中雑誌ぱなし、KAORU、KASIM、柏 木照美、
   かわいのぞみ、凱留狗工房、KOHKI、坂本洋祐、sato、三近淳、 SunREOR、しょうじしずか、すずきふみえ、
   たにつえりこ+sekiyumi、どーる・HONOKA、中野愛子、neo SeeD、八戸れいら、はなうた、HARAPEKOPAN、
   HARU、BOOKLORE、本多厚二、 MASANORI ENDO、松井恵、村山このみFU-SA (GENBAGEN)、 辻恵子



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  展示の様子  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


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