2014/05/27

辻恵子展「日めくりの日々」(長野会場)






2013年秋から東京・大阪・山口に巡回した切り絵作家・辻恵子の作品展「日めくりの日々」が長野・
安曇野のバナナムーンでも 開催されることに(急遽!)きまりました。「◯◯の日」と短い文が 
添えられたハルカゼ舎日めくりカレンダーに、辻がハサミをいれた切り絵作品が並びます。





出品作は、こんな小ささです。普段つくる作品も割と小さめではありますが
今回の展覧会の作品よりはだいぶ大きい。この製作は老眼になる前にせねば
ならない!と思っていたのです。今でからこそできることをした、という 
感じ。上の写真は案内状に登場している作品の制作風景です。会場名が  
バナナ「ムーン」なので、このあと三日月も切り出しました。      


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辻恵子展「日めくりの日々」(長野会場)

・会期:2014年4月24日(木)~5月27日(火)*水・休
・時間:9:30〜18:00
・会場:museum cafe BANANA MOON
・住所:〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明3613-32 
・地図:http://goo.gl/maps/Kf9q6
・電話:0263-83-8838
・入場料500円(ドリンク付き)*小学生未満は入場無料 

Facebookイベントページ: facebook.com/events/582983895..

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写真・右は今回の展覧会に合わせて製作した画集「日めくりの日々」。

左は、切り絵作品にする前の(?)ハルカゼ舎)の日めくりの  
パッケージです。*2014年の日めくりカレンダーは完売しています  






安曇野の森の中にある美術館・バナナムーン「週刊新潮」の表紙画の成瀬 政博さんの
美術館。1Fは成瀬さんの展示、2Fが会場です。1階にはカフェスペースもあり、
入館料には1杯の飲み物の料金が含まれています。→ 食べログ









辻恵子展「日めくりの日々」長野会場レポート





東京・大阪・山口・長野へ旅した展覧会「日めくりの日々」の長野会場・バナナムーンの館長が、会場の写真を
撮ってお送りくださいました。バナナムーンは「週刊新潮」の表紙などでも知られる成瀬政博さんの美術館で、
一階では成瀬さんの作品がご覧いただけます。                             





成瀬さんの展示室を抜けて二階に上がると、小さな企画展示室が。ここで初めて個展をしたのは2007年のこと
でした。2011年にも個展を開催、今回は三度目の個展です。*ほかにも、合同展にいくつか参加しています。




今回は急遽開催が決定したこともあり、また、2014年も半ばなので他の3会場では販売したハルカゼ舎
日めくりカレンダー(この展覧会で切り絵作品にした紙の切っていないもの、というか)は、完売しており
会場には並べませんでした。この一連の展覧会で「この言葉も辻さんが書かれているんですか?」と、よく
尋ねられましたが、否、ハルカゼ舎の店主で今回の画集の後書きもお願いした間瀬省子さんによる文です。
この言葉のおかげでイメージをふくらませで出来た作品も多々あり。欲しい!気になる!方は2015年版を 
お楽しみに??製本はすべて彼女の手作業なので、例年の数倍も作ってくださいました。感謝を。    



バナナムーンの二階の展示室には、天窓があります。合同展「バナナと三日月」展に参加したときには、
ペインティング作品と切り絵作品(切り絵作品は現在、つきとおひさま・蔵)のほかに、この天窓に  
月からぶらさがるウサギのモビールを製作しました。思い出のある天窓。→(会場のブログはこちら) 



そして「バナナと三日月」展が開催された2008年から、ずっと飾っていただいているのか(たしか数年前に
個展をしたときにもありました)、二階の展示室の窓辺には、そのモビールと同じ時につくった、    
三日月と星のオブジェをかざってくださっています。                        











入り口近くに掲げた、題名と作家名の切り文字作品は4度めの 
巡回展にして初めて製作。数点、出品した「新作」の一つです。





案内状の原画、画集「日めくりの日々」の後書きに登場するマスキングテープ作品
展示。じつは案内状の原画は漆黒の夜に明るい星、といった風情の黒い背景なの  
ですが、案内状を自身でデザインしているときにもう少し明るさが欲しいなあ、と 
あけびの色をイメージして、この薄紫色を選びました。             





その時は気づかなかったけれど、会期中はちょうどよく、フジの花の季節。
搬入のために安曇野に行く前日に立ち寄った松本では、つぼみが膨らみつつ
ありました。今回の展覧会の花はフジかもしれないなあ、と思い出に残る 
光景でした。花咲くタイミングが東京と時差があり、二度見られたも。 









写真・手前は今回の展覧会に合わせて製作した第二画集「日めくりの日々」、写真左奥に写っている黒いものは
2年前にバナナムーンでのTシャツ展の際に共同製作した男性もののTシャツ(サイズが大きめです)です。  




画集「日めくりの日々」の原画は、全ページに登場する作品が、大きめの額に全員集合!しています。






 
絵本「マークのなかにかくれたかたち」など現在書店取り寄せできない絵本や、
自費出版の画集(奥に見える白い真四角のものは第一画集「K for KIRIE」)も。







そして、もちろん作品も、ずらり。





今回は搬入に出かけただけで、在廊できませんでしたが、聞くところによると会期中に大型連休が重なった
こともあり、かなり沢山の方にご来場いただいたそうです。地元の方、遠くからお出かけくださった方も、
どうもありがとうございました。つづく展覧会は、8/22〜9/2に神奈川・茅ヶ崎のカロカロハウスで、9/30
〜10/11に大阪のondoで写真家・大社優子さんとの二人展「Cut!」を開催予定です。個展はしばらく間が
あいて、現在計画があるものは来年です。くわしくは、またお知らせしますね。            





2013年10月【東京・cafe+gallery 芝生】→ 11月【大阪・iTohen】  
→ 2014年1月【山口・ロバの本屋】→ 4〜5月【長野・バナナムーン

自分史上、最長の巡回展「日めくりの日々」も、
あと2日でおしまいです!どうぞお見逃しなく。

(2014/5/25・記)











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