2014/06/13

伊賀で、ばったり、ラカイさんと再会






三重・奈良旅つづき:三重県・伊賀の街を無計画に歩いて、電車の時間まで
もう少しあるし、そうだ旅に出たら地元のカミサマにご挨拶しなきゃね、と
神社に向かうと、あれっ……!!!神社の近くで、叔父の個展の案内板が! 




酒屋さんの二階にあるギャラリーへと、螺旋階段を上がると、叔父の声が。
わー。本人にも、数年ぶりに会うことができました。(ちなみに叔父は伊賀
から割りと離れた・滋賀県在住です)。ちょうど、ふざけて、自作の招き猫
に魂を入れるような御祓い?ご祈祷みたいな真似事をしていたら私が現れた
ので、猫に呼ばれたね、猫の思し召しだね。などと笑う。        







叔父・山本高史(絵付けや墨絵のときは山本羅介という名で活動して
います)は、前にもご紹介したとおり「かもめの玉子」などの文字も
担当。(かもめ〜はパッケージデザインが大幅に変わる時に、私の父
賢二郎がADを務めた仕事です)。叔父は切り絵作家でもあり、実際に
教わったことはないのですが、彼の存在があったから、「切って何か
作ることができる」と頭の片隅で知っていた。ヒントをくれた人、 
といってもいいかもしれません。彼の切り絵のライフワークは、  
瓦屋根を上から見た甍(いらか)のシリーズ。緻密で、圧巻です。 






展示されていた作品のなかで「おお、これは!」と思ったのはコレ。
下の部分が徳利に、頭の部分と、中に入れ子で御猪口が入っていて 
(つまり御猪口が二つと、徳利のセット)、おお!すごい!そして  
オブジェにもなる!と感動ものでした。             








私が手に入れたのはこれ。わかります?着物を着た福童子の後ろ姿です。
頭はどこ?となりますが、それは内側に描かれていて……       



器の中には、水面に写る童子の顔がみっつ。洒落てます。







本人は、ちょっと怖い顔に見えるかもしれませんが、ひょうひょうとした
おもしろい人。親族の中ではいちばん職業的に私と近い。へっへっへっ、
と、いたずらっ子みたいに笑います。画廊に硯と筆を持ち込んで、   
あれこれ描きつつ、在廊しています。                



今日、叔父にリクエストして描いてもらった絵。宝物が増えた。
こういう感じで絵皿がほしい、と注文をしました。      


三重にお住まいの方がブログをみてくださっているのか、
分かりませんが、展覧会は6/15まで開催中だそう。   
酒屋さんの二階のギャラリーです。          
地図はこちらで。                  











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