雨の日のタクシーの話

友人の祝宴へ。大雨の、ハレの日でした。最寄り駅について、一時間に一回

しか来ないバスが目の前で行ってしまって、がーん。交番でタクシー会社の

電話番号を訊ねてかけてみると「全車、出払ってます」。途方にくれそうに

なったとき（電話はつながったまま）、シューッとロータリーにタクシーが

来車。すかさず乗り込む。助かりました！と運転手さんに話すと、よかった

です、今日はこのエリア、私しか走ってないんです…と。バスに乗りそびれ

たのは残念だったものの、雨の中、土地勘のない場所でバスを降りて目的地

まで歩くのも心もとない。ある意味すごくラッキーで、感動ものだった。