2016/05/20

HASAMI BOOKS - 5、入稿 /「目を入れる」ことについて






おとといデザイン会議をした、次回個展のときに
刊行する自費出版本HASAMI BOOKSの第五弾の
入稿直前会議。細かいちりをとってもらったり、
序文を印刷する紙の色を変えたりという作業を 
して、無事入稿。個展前、なんだか別の用事が 
たくさん来て(ありがたいことですが)個展準備
のための時間がけずられていく。今回はブックは
なしかなあ?と諦め半分だった頃に、突然、  
 ピカーン!と閃いたのがこういうのだったのです。
(上の写真)。デザイナー・渡邉朋子さん()、 
すごいわ、わかってらっしゃる。ツーカー。 




木と魚と車。シュールな組み合わせですが、
手にとった方が、実際にページを切って、 
こういうのが作れる一冊になる予定です。 



先ほどの写真の魚は、あらかじめ目を印刷するのですが、
人物像に関しては、さいごのさいごまで目を印刷するか、
それともまっさらにして、実際に切る人に目を入れて  
もらうか考えてたんだのですが、試し刷りで作った   
貼り絵に、私以外の人に頼んで目を入れてもらったら、 
それぞれ「その人らしい」感じになって、ああ、これで 
よかったんだ、と確信しました。目を入れるっていうのは
ほら、魂を込めるって儀式みたいなもので、しょ?  
           ←仏像とかこけしとか。    


ともあれ、出来上がりがたのしみ。 
この本のお披露目は、この展覧会で!


6月1日〜6月12日 @ NAOT NARA
是非お出かけ下さい!

★ 詳細 ★





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