2016/11/29

佳絵さんのカップを買いに、ガーディアンガーデンに





昨日はたぶん、今年さいごの取材でした。今年は朝ドラ効果で沢山
受けたなあ〜(公式ムックステラ女性自身ヴィレッジ・  
ヴァンガードの冊子に、「栄養と料理」の「思い出の味」等々。 
やっと少し、ホッとして(うまく喋れたかわからないけど文筆家 
さんの腕に期待)、ドッと出た疲れを休んで軽くしてから、外へ。
落ち葉と、新規感がわく色合いだった。           



後日追記


今年さいごの取材=作品集「貼リ切ル」の。





今日はガーディアンガーデンでの「藍色カップ
という展覧会に、仙台を拠点に活動している樋口
佳絵さんもご参加で。一点ものではなくて、一つ
のデザインにつき何個、という感じ。(詳しくは
会場でご確認を…売り切れもあり、お早めに)。






上の写真は、丸の内の店先にて。設営風景って
何か、ワクワクします。自分でやってる時は、
それどこじゃない(大変な作業)なのにな。 
街はもう、クリスマスの装飾が増えてきて、 
歳末感が。明後日は、もう12月です。    










2016/11/28

今年と来年、二冊の手帖 / 家での取材







まだ11月末ですが、早くも来年用の手帳が使えるようになって、
今年の手帳を大晦日まで使い続けるかパキッと新しい手帳に
移行するか、悩ましいところ。ちなみに今年は、NHK手帳を
使っていました。この手帳、後ろに朝ドラの歴代リスト等、
「普通」の手帳にはないページがあって興味深い。実は昨年、
初めてドラマに関わった仕事「紅雲町珈琲屋こよみ」の撮影
見学の時に、見つけて手に入れてはいたのですが、活用した
のは今年が初めてでした。しばらく今年の手帳と来年の手帳
二冊並行して使いそうな予感。この日(後で書いていますが
28日)は、進行中の事(まだ何、って公表してませんね、 
しばし、お待ちを〜)の取材を受けました。写真撮影と、 
インタビュー。先日、100を越える作品を撮ってくださった 
相川博昭さんと再会。と言っても短い時間で撮影と、文筆の
方との対話とをせねばならず私語ゼロでしたが、名前を検索
したら出てきた映像作品「Life in A Day」拝見しましたよ。
…と、ここに書くのも何ですが、進行中の何かが完成したら
「撮影してくれたのはこの方!」という、紹介になるかなあ?
と思って。動画、貼っておきますね:          







後日追記



進行中のこと=作品集「貼リ切ル」
関連記事はこちら




2016/11/25

山種→ 森(美術館)→ せなけいこさんの本




前の日に頂いた二枚の招待券を持って、
美術館を二つハシゴした日。右のページ
のウサギは、初めて行った山種美術館で
みた、速水御舟(ぎょしゅう)の絵、 
左は森美術館で見た奈良時代の曼荼羅。




森美術館では、いつぞや、銀座の
エルメスの画廊で見たローラン・
グラッソの作品と再会しました。




影もくっきり、いい天気でした。






帰り道に、せなけいこさんの本を買う。可愛い絵に 
読みやすい文、すぐ読了。「切り絵」と「貼り絵」の
呼び分けは混同されること多いけど、せなさんも、 
パーツを切って貼り合わせた絵のことは「貼り絵」と
呼んでらした。そして、あ、同じ「けいこ」さん!と
嬉しくなりました。               








「暮しの手帖」85号「おくりもののおもいで」記事









11/25発売「暮しの手帖」85号の「おくりもののおもいで」のページに
取材を受けた記事が掲載されました。絵本かげはどこ」と、  
まるをつくる」の担当編集者との逸話です。          

「暮しの手帖」と言えば、私がオープニング映像の絵を制作したドラマ
とと姉ちゃん」の主人公のモデルとなった大橋鎭子さんが創刊した
雑誌なので、何だか感慨深いです、同じ号に、同ドラマの    
高畑充希さんの文章も掲載されています。           


暮しの手帖 4世紀85号





2016/11/24

11月の初雪、新しいコンピューター







東京で、この冬の初雪。11月の積雪は54年ぶりだそうです。 
雪に慣れていない東京人(わたくし)、スノードームの中に
いるみた〜い♪…と、空を見上げておりました。諸事情あり
買い物に行かねばならない(後で理由は書きますね)、  
きっとこんな朝だったら、あの、常に混んでいる印象のお店
少し空いているかもしれない!と、雪の中でかけて…  




コンピューターを新調しました!騙し騙し使ってた古いノート
パソコンで、ついに(仕事のお知らせもしてる)ブログ更新が
出来なくなってしまったので。ソフトあれこれ、どーしよう?
ホームページ作成ソフトは?などなど、不安はありつつも、 
まずはサクサクと作業が出来ることや、内臓スピーカー/音の
良さに感動したりしています。              








買い物を済ませて、佐渡からの帰り道に新潟を
ご案内頂いたコイズミアヤさんお薦めの展覧会
が、本日最終日!と、拝見。新しいマシンが 
リュックサックの中に入っていると思うと、 
嬉しくもあり、早く帰っていじりたい気も、 
ああ、きっと設定とか面倒なんだろうなあ!と
(実際は簡単でしたが先代、先先代、先先先代の
データ整理及び断捨離は頭がいたい)、存分
寄り道してから帰宅しました。       



「とと姉ちゃん」スピンオフ番組のこと




後日更新 & ピンボケですが、この日は朝ドラ「とと姉ちゃん」の
スピンオフ番組が放送されました。前日にたまたま(宇多田さん
のアルバムの打ち上げで)お会いした番組関係者さんに今回は 
オープニングなし、と聞いていたけれど、私の絵:青い服の少女
も、チラリと登場して「わー!久しぶり!」と嬉しかったです。
演出は、本編ではプロデューサーだった盆子原さん(存じ上げて
いる方)でした。仕出し屋・森田屋の面々が主となった物語で、
主人公の常子も、ちらりと登場。ピエール瀧さんの「○○じゃ  
ねぇかぁ〜」「○○だからヨォ〜」の口調、懐かしい。川栄李奈 
さん、肩幅が小さくて着物が似合う!…等々、楽しみました。 








2016/11/21

作品撮影の日:K with ♡







久しぶりに2008年の作品と向き合いました。
雑誌「Pen」の中吊り広告を切らせて頂いた
んだよなあ。懐かしい。         



毎度のことながら後日、ブログを書いて
おりますが:この日は作品の撮影の日 
でした。銀座にあるビルの地下にて。 




デザイナーさんたちが「これを、こういう風に撮る」
「これは撮った」「まだ撮ってない」等、チェック 
リストを作ってくださっていたのですが、なんと、 
作品点数は100を超えていました。        



私も人の絵を扱うときは恐ろしいもので
作家本人が扱う方が良い意味で大雑把に
出来るので、額装してある作品を外して
絵だけの状態にしたり、撮影後に額に 
戻したり、ということをしていました。
*デザイナーさん、撮影のわたくしです




個展の案内状とか、装丁画の原画など、表舞台に
出る作品ほど、時々「逃走」することがあり、 
この日も、「コレとコレ(作品)がない!」と 
慌てるスタッフさん。探す一同。「あー!こんな
ところにあった!よかったー!!」とハラハラ 
させられたのは、仕事用お知らせをしている  
フェイスブックページのアイコンにもしている 
「K」、そして「with ♡」(ウィズ・ラブ)の  
2点だったのも可笑しいというか、物語的でした。




最後に撮ってよね!私たちは。と言っているかの
ようで。「K(私のイニシャル、恵子のK)」から
「with ♡(ウィズ・ラブ、愛を込めて)」。   



後日追記


作品集「貼リ切ル」の撮影でした




2016/11/20

「asta」12月号で、「三匹のこぶた」の貼り絵




ポプラ社の雑誌「asta*」12月号・巻頭の連載、
「語りなおし 読みなおし むかしばなし 名場面」の
第16回「三匹の子ぶた」の絵を、辻恵子が  
貼り絵制作しました。表紙をめくった見開き
カラーページと、P126〜の単色ページに掲載。



表紙にも名前を載せていただいています。
この雑誌は定期購読の他、大型書店などで
無料配布されていますwebasta.jp/asta

★取り寄せも可能のようです→ こちら





原画と小指。小さいクルッとした
しっぽ、かわいいですね(と、 
自画自賛:笑)。     


  



2016/11/18

「Fantôme」の、おつかれさま会






先日の「とと姉ちゃん」のオープニングチームだけでの
おつかれさま会に続き、この日は宇多田ヒカルさんの 
アルバム「Fantôme」に関わった方々との会食でした。
宇多田さんは勿論、天才、素晴らしいアーティスト  
なのだけれど、周りの人々もまた、すごい。私は少し、
垣間見ただけだけれども。私は広報を担当する方と話を
する事が多かったのですが、この日、初めて楽曲作りに
深く関わるスタッフの方と立ち話をしました。私が、 
アルバムのドラムが印象的だった、物凄くテクニカルに
「どーじゃー!」と(自慢げに)見せつける訳ではない、
素朴さもある音にぐっと引きつけられました、という 
ようなことを言うと、一言一句そのとおりのことでは 
ありませんが、要約すると→ 素材の味を、化学調味料を
使ったような味にはしないで、そのまま味わえるような
作品、さらっと楽に食べられるものじゃなく、しっかり
噛まないといけないような音に、と言う話。その例えを
聞いて私の頭の中に浮かんだのは蓮根の旨みでした。 
あながち、間違いでもなかったのかな?と思ったのは、
泥の中で滋養に富んだレンコンの上の水面には美しい、
浄土のような花を咲かせていて、それは美しさと、  
美しいだけじゃない力強さと芯の強さを感じる彼女の 
歌とも通じるものがあると思ったから。       




 

と、難しい(?)ことはさておき、楽しい夜でした。
参加者皆で「宇多田ヒカルクイズ」。第3問には、 
簡単に答えられます。*わかるかな?答えはBです。 
正解数の多い方から、あれこれプレゼントが頂けたの
ですが、私は半分しか当たらず。でもなんか、当たる
ような気がするなあ?なんだろう??と思ったら… 


\わー、すごーい/



…というものが当たってしまいました。(当たった方が自社の方だったので、皆で
じゃんけんしたら、最後に残った方が他の賞品をゲット済みだったので、という
流れで)。とはいえ私、あまりレコードを持っていないので「このプレーヤー、
すごいんですよ〜!いいなあ!!」とすごさを教えてくれた/「花束を君に」の
MVでもお世話になった映像会社の方に、お歳暮的に差し上げました。思いがけず
お礼ができてよかった!…ところで、もしかして、打ち上げの席に、宇多田さん
ご本人登場!なんてことあるのかな?いや、ないよなあ?(宇多田さんは海外 
在住なので)と思っていたら…なんと!ミラクルひかるさんがいらっしゃって、
その完成度というか、可愛いらしさにびっくりしました。(写真も撮らせて  
頂きました、公開許可も)。二次会は宇多田ヒカルナイト(クラブイベント)へ
新宿2丁目:同性愛者の方向けのバーなどが多いエリアに出かけました。東京に
長く住んでいながら初めて行ったのですが、アムステルダムで「彼の夫」という
言葉を聞いた時のようなカルチャーショック?いい経験でした。宇多田さんの 
アルバムにも、LGBTの主人公(という立場で)書かれた詞があるけれど。  











影、あっちと ↑ こっち ↓





シュール。ピカピカの外壁/ガラスに反射した光が反対側にも影を作っていました。








2016/11/17

イタリア文化会館での小田部羊一「マルコの世界」展







なじみない"イタリア文化会館"から封筒がとどき、何だろう?と思ったら
小田部羊一と『母をたずねて三千里』展」のご案内でした。嬉しい。  
この手紙が届いた前の日に「今日は初個展の初日から18年目だー」とか 
思っていて、そして翌日、小田部さんの展覧会案内状が届くのも何だか 
不思議。奥様で同職だった奥山玲子さん(故人)、その初個展の時に  
知り合えた方なので。(→ 小田部さんに会えた日、玲子さんの事)。 




後日追記




「マルコの世界」展に、伺ってきました。 
作品は是非、会場で実物を!とい思うので
ブログには載せませんが、図録も充実して
いて、素敵です(チラリ)。少し縦長の 
判型で洒落てる。「母をたずねて三千里」
は、1976年、40年前の作品なのだそう。



開会の挨拶で、アニメ作品は本当に沢山の人達が
作り上げているものなので、展覧会のタイトルに
自分の名前が掲げられているのが不思議な感じだ
というようなことをおっしゃっていました。図録
には、同じくアニメに携わっていた(&私の個展
にもいらしてくださっていた)奥様の笑顔も。 




「母をたずねて三千里」を製作するにあたって、
まず訪ねたのがイタリア文化会館だったそう。
その場所で、この(規模の大きい)展覧会を 
開催するのは感慨深いだろうなあ。日本人、 
イタリア人、沢山の方々がいらしていました。
ご招待いただいたレセプションには二人まで 
列席できたので、私よりもアニメーションに 
詳しい、「とと姉ちゃん」と「花束を君に」の
のアニメーターの小中志展(しのぶ)さんを 
誘って、伺いました。           






そうそう、乾杯の音頭をとったのは、高畑勲さんでした。
高畑さん、小田部さん、そして宮崎駿さん。アニメ作りに
詳しい小中さんに、例えていえば誰がどういう役割の仕事
だったのかを尋ねてみると、携わっている少数の人にしか
分からない例えで申し訳ないけれども:高畑さん=監督・
演出・絵コンテ=私たちの(朝ドラと宇多田さんのビデオ
を作った)チームでいうと小川純子さん、小田部羊一さん
=マルコ、とかキャラクターをデザインする人=例えると
青い服の少女などを作った私・辻恵子。そして、「母を 
たずねて三千里」当時の→宮崎駿さん=それをレイアウト
したり動きをつけたりする人=僕(小中さん)かな、と。
あー!なるほど!!と、実感を伴って納得できた嬉しさと
同時に「あー。私、小田部さん(と同じ役割だったの) 
かあ」「僕、宮崎さんかぁ」などと、何だか、こそばゆい
ような嬉しい気持ちで自分達のチームと重ねていました。




後日(2017年6月)追記:MXTV2で
「母をたずねて三千里」の再放送が
始まって、嬉しい!        


エンディングにも、奥山玲子さんのお名前が。














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