2018/02/20

二人展で三重へ:三人のクリエイティブな「おじ」の話







2/20:叔父との二人展のための出張、二日目。
設営日は明日なので、昨日の大移動(?)の
疲れをとって、リラックスして、立て直す。
滞在先にも、叔父(絵付けをしてる時の  
アーティスト名前は羅介・らかい)が絵付け
をした器があって、ぴゅーん、と宙を飛ぶ 
福童子の後ろ姿が可愛かった。叔父の作品も
ずらりと並ぶと思いますので、是非いらして
くださいね。もうすぐ始まります!    


羅介の染付器てん・辻恵子作品展
会期:2018年2月23日(金)〜28日(水)
時間:11時〜18時
会場:堤側庵(ていそくあん)ギャラリー
住所:〒518-0611 三重県名張市新田(しんでん)




\ニンニン、Ninja Town!/


滞在しているのは、会場がある名張市の
隣町・伊賀です。伊賀忍者の伊賀。昨年
他界した伯父(別の伯父)に、お線香を
あげに行きました。下手なお経を読んで
手を合わせて、二人展の案内状のコピー
も、お供えする。伯母と初めて一対一で
おしゃべりをする。         



伯父さんが20年前の私の初個展の時に購入して
くれた絵とも再会。この時はまだ、切った後に
塗るのも全然オーケー、いいじゃん、って頃。
まだ自分の作品の特徴に気づいていなかった。

*元々ある色を活かして人物像を切り出して
いることがわかるように、切った後の紙を
人物像と同じ画面で見せることは、初個展
にいらしてくれた方にアドバイスされた。




(Movie: Neru Lab



伯父(ややこしくてすみません、二人展を一緒に
する人じゃない方の:故人の伯父)は、今回、 
初めて一緒に二人展にお声がけくださった叔父の
作品も所有していてくれて、我ら作家を支えて 
くれていた人でもあるのだな、と実感。今回は、
叔父は絵付けの仕事の時の名前「羅介・らかい」
としての開催ですが、山本高史として、瓦屋根の
切り絵のシリーズをライフワークとして作って 
いました。近年は、絵付けの方が多いのだけど、
小さい頃、彼の存在があったので、頭の片隅で 
筆で絵を描いたり、彫刻をノミで削ったりする 
だけでなく、切ることでも何かを作れる、と  
知っていたからこそ、紙で遊んでいる時に   
私のスタイル(二つ上に表示されている映像)の
切り絵が出来上がったのだろう、と思う。   




と、言っても、彼の・山本高史はんの切り絵は
私がハサミで切るのとはまた違う、大変細かい
仕事。私は私、彼は彼のスタイルであるのも、
何となく誇らしい。同じじゃないけど繋がって
いるような。               





二人展をする叔父(羅介・山本高史)と、昨年他界
した伯父、すでに二人の「おじ」の話をしたのに、
さらにもう一人の「おじ」の話をするのも何なの 
ですが、上の写真は、大阪で初めて個展を開いた時
バイオリンを弾いてくれた、農学博士の(だった?
今は退職した)、マサヒロ(森下正博)おじさん。




昨年他界した伯父からマサヒロ伯父さんが譲り受けた
燻竹で、スプーンとフォークを作ってくださったのを
伯母から受け取る。他界した伯父も、彼の燻竹を  
スプーンに仕立てるマサヒロおじさんも、二人展に 
誘ってくれたタカシおじさんも、なんか、本業にして
いるかどうかは別にして、クリエイティブな人たち 
ばかりだな!と思う。ひょうひょうとして、柔軟で 
素敵な人たち。「おじ」じゃなくて父なので仲間に 
入れてないけど、もなかなかクリエイティブだし。






お線香をあげにいった伯母の家から、上野市駅
のあたりに、ちょっと寄り道する。今はこの辺
「伊賀市」なのですが、駅名にだけ「上野市」が
残っています。上野城が遠くに見えました。








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